2005年4月2日(土) 16:00
於:国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場
☆筑波大 2−1 日本大
前半(0−0)
後半(2−1)
得点者:
53分【日本大】横山祐次 (PK)
89分【筑波大】出口 司 (アシスト・三澤 純)
89分【筑波大】川端佑介
「勝ってホッとした」
試合後、筑波大・秋葉陽一主将から偽らざる本音がこぼれた。昨年のリーグ覇者として、王者の風格で一方的な攻撃を仕掛けた筑波大。試合は、立ち上がりから終始筑波ペースで、田中、富岡の2トップはいうに及ばず、中盤の藤本、三澤、内藤までもが積極的にゴールを狙う展開だった。しかし、日大の粘り強い守りの前にゴールだけが奪えず、0−0のまま前半を終了。後半からはゴールへの切り札として、U-20代表候補キャンプから30日に帰国したばかりの平山を投入した。
一方、防戦いっぽうだった日大も30分すぎから、わずかなチャンスをいかしゴール前まで持ち込むシーンが見られるようになる。
「攻めていても点が入らないとリズムが悪くなる。自分もやってはいけないところで、ミスをしてしまっていた」(筑波大・藤本)
その言葉通り、後半に入ってから徐々に増えてきた筑波のミスを突く形で、52分に日大・横山がペナルティエリア内まで突破。これを筑波の中野がファウルで止めた形になり、日大にPKのチャンスが訪れる。PKをもぎとった横山自らがキッカーとなり、勢いよくゴール左に蹴りこんで日大が先制した。
焦る筑波は、直後にケアレスミスを連発。日大にセットプレーを与えるなど流れが変わるかのように思われたが、63分にFWの田中に代えて1年生の出口を投入し、日大に傾きかけた流れを引き戻しにかかった。この采配が的中し、70分過ぎからは筑波大が再び試合の主導権を握り、日大のゴールに波状攻撃をあびせかける。なかでも70分と78分には決定的なチャンスを迎えるものの、日大GK山本の好守阻まれ得点にまでは至らず。むしろ、筑波の攻撃のリズムが日大の守備のテンポに取り込まれる形が多く、このまま日大が先制点を守りきって逃げ切るかと思われた。
しかし、最後の最後でリーグ覇者の意地を見せた筑波大はロスタイム間際の89分、右サイド・三澤の突破から新人の出口がボールをキープ。そのままシュートを放ち、ドタン場で同点に追いついた。さらに終了間際の3分後には、ゴール前の混戦の中でこぼれたボールを蹴り込んで2点目をあげ、逆転に成功。苦しみながらも、初戦で貴重な勝ち点3をあげた。