2005年4月2日(土) 18:10
於:国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場
流通経済大 1−1 東京農業大
前半(0−1)
後半(1−0)
得点者:
4分【東農大】石川高大
60分【流経大】糸数昌太 (アシスト・船山祐二)
昨年、1部に昇格したばかりにも関わらずリーグ優勝に王手をかけ、“台頭する新興勢力”に筆頭に挙げられた流通経済大。今年からJFLにも参加し、デンソーカップチャレンジサッカーでMVPに選ばれた主将の難波をはじめ、船山、飯塚ら全日本大学選抜を擁する、今もっとも勢いのあるチームだ。「3点取ったら4点取り返す」との監督の言葉通り、その爆発的な攻撃力には定評があるが、この試合で先制点をあげたのは2部から昇格したばかりの、東京農業大のほうだった。
なかなかゴールが決まらなかった第1試合と対照的に、先制点があがったのは早い時間帯だった。試合開始早々の4分、流経大のミスパスをカットした東農大・石川が放ったシュートは、いったんはGKに阻まれる。しかし、「向こうに高橋がいることがわかっていたから、たとえ外しても詰めてくれると思っていた」という石川が、再度こぼれ球を思い切り蹴り込んでゴール。「GKにキャッチされないよう低いボールになることだけを心がけた」(東農大・石川)との狙いどおり、待望の1部昇格初得点をゲットした。
しかし、東農大のこの先制点にも“攻撃の流経”は動かなかった。「相手の東農大が激しいプレスをかけてきたというわけではないのに、ウチが受身になっていた」と、嘆くのは流経大の中野監督だ。流れが完全に東農大に傾いた、というわけではないにも関わらず、後手後手に回る展開で攻撃への糸口をつかめない。一方、先制点をあげた東農大も、本来の早いパスからの攻撃を仕掛けられず、展開がやや単調に。結果、追加点をあげることができず、前半は終了した。
後半に入ると、リードされていた流経大の攻撃がようやく機能し始め、60分に難波のシュートの跳ね返りを、船山がつないで、最後は糸数がゴール。前半の不調が一転、東農大に波状攻撃をあびせかける。だが、83分と84分に連続してチャンスが訪れるものの、最後の一手に正確性を欠き追加点にまでは至らず。
一方、防戦一方になった東農大は77分、1年生FWの鴨志田に代えて、決定力の高い深澤を投入。状況の打開を図るが、岡本、船山、糸数らのスピードある攻撃に振り切られて思うような成果をあげられない。終了間際には、右サイドから目の覚めるようなパスが前線に通るものの、ボールをキープできず、攻撃につなげることはできなかった。
結局、両者追加点をあげることができずに試合は引き分けのまま終了。昇格したばかりの勢いに乗った東農大に対し、優勝候補である流経大にとっては、慎重さが裏目に出た結果となった。
2005年04月03日
【関東】2005年1部第1節 流通経済大−東京農業大【試合レポート】
posted by Reiko Iijima at 2005年04月03日 11:07
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